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カテゴリー「Enterprise2.0」の13件の投稿

2008年11月 4日 (火)

ITアーキテクト特別セミナー「SOA ユーザー企業自身がデザインする、導入のかたち」レビュー(1)

RIAエバンジェリスト 三野 凡希

2008年9月26日(金)にITアーキテクト主催の「SOA(ユーザー企業自身がデザインする、導入のかたち)」で講演をしてまいりました。
セミナーの多くはユーザー様によるSOA導入事例やサーバーベンダーのSOAに関する方法論でした。そのような中、一歩間違えれば場違いとも思える「リッチクライアント」ベンダーとしてSOAを語ってまいりました。
テーマは「リッチクライアントSOAの有効性とその実例」でリッチクライアントによるSOAの実現がなぜ有効なのか、またその実例をクオリテックの福岡様にお話していただきました。
Img_1031_2
まず、SOAをテーマに聞きに来ている方はリッチクライアントというキーワードはもしかすると知らないのではと思いましたのでリッチクライアント・RIAについて簡単にご説明させていただくことからはじめました。しかし、冒頭で「Curl」ってご存知でしょうか?と皆様にお聞きしたところ、ほとんどの方が手を上げていらっしゃいまして、非常にびっくりいたしました。
リッチクライアントはその言葉から発想されるように「ユーザーインタフェース」を「リッチ」にするということが一番イメージされるところだと思いますが、リッチクライアントを採用するとアーキテクチャを抜本的に変えることができます。
Curl1
通常のWebシステムはビジネスロジックのほとんどがAPサーバーで行われ、クライアントはUIを表示するのみですがリッチクライアントを採用するとロジックの一部をクライアントに持ってくることができます。これにより、SOAのアーキテクチャにおいて強力なメリットを打ち出します。ポイントとしては以下のようなところです。

・サーバーとの通信負荷が減る
・クライアントでビジネスロジックが実装できる
・クライアントから複数のサーバーとコミュニケーションができる


このようなポイントを念頭におき、次にSOAについてお話をさせていただきたいところですが、ちょっと長くなりそうですので、次のエントリで続きをお話したいと思います。

では。

投稿時刻 13:16 | 個別ページ

2008年9月16日 (火)

2008年9月セミナーイベント3本告知!!

RIAエバンジェリスト 三野 凡希

みなさん。イベントの告知です!
ちょっと遅くなってしまったのですが、今月3本やります!

まず1本目。来る2008年9月19日(金)(なんと今週末!)に行われる「@IT リッチクライアント・カンファレンスIV」で「エンタープライズシステムに求められる操作性と更なる進化」と題しましてユーザーインタフェースを中心に講演させていただきます。
ここでは本日リリースされたAppsGallaryの「3D Gallery」などをご紹介させていただきます。
またそのセミナーの最後に「自社のWebアプリの使い勝手を評価してみましょう」と題したパネルディスカッションがありますがそちらにもパネラーとして出席いたします。

また2008年9月26日(金)にはITアーキテクト特別セミナー「SOA ユーザー企業自身がデザインする、導入のかたち」で「リッチクライアントSOAの有効性とその実例」を講演します。
今回はCurlのパートナー様でありますクオリテック様と一緒にリッチクライアントSOAのメリットおよびその事例をご紹介させていただきます。

更に更に2008年9月29日(月)にはシーネットネットワークスジャパン主催「builder tech day」で「Curlの3Dによる新たなユーザーエクスペリエンスの可能性とOSSプロジェクトのご紹介」を講演させていただきます。このイベントはディベロッパーの方が多くいらっしゃるとのことですので弊社のInnovation Centerの中心であるテクニカルマネージャーの岡田とともにCurlのDeveloperCenterや先日公開されたばかりのAppsGallary、またオープンソースプロジェクトをご紹介させていただきます。ここでもAppsGallaryの「3D Gallery」やオープンソースプロジェクトのひとつである「CORB(仮)」を公開に先駆けてご紹介させていただきます。

多くの皆様のご来場をお待ちしております!

投稿時刻 13:35 | 個別ページ

2008年6月24日 (火)

筑波大学「最新IT動向に関する特別講義」でCurlを紹介!

RIAエバンジェリスト 三野 凡希

1ヶ月ほど前のことになりますが筑波大学大学院のシステム情報工学研究科コンピュータサイエンス専攻向けに駒谷昇一教授が主催する「最新IT動向に関する特別講義」でCurlを紹介させていただきました。
「最新IT動向に関する特別講義」ではリッチクライアントのみならず様々な最新IT動向をベンダーおよびSIerによって講義される非常に充実した内容となっています。私もすべて受けたいような内容です。駒谷教授のホームページでは活動内容や書籍の紹介もありますので興味がありましたらこちらをご覧ください。
さて、講義の内容ですが特別講座の1つとして「リッチクライアントの動向」を住商情報システム の福井勝史さんが非常勤講師として講義をしました。昨年もリッチクライアントの動向に対し講義をしておりましたが、クライアントサーバーやシンクライアントなどとの違いを説明しながら今年はWeb2.0EXPOでのティム・オライリーの言葉を受けて「クラウドコンピューティング」や「Enterprise2.0」の重要性を交えながらリッチクライアントの講義を進めておりました。
Img_0806 Img_0808_3
クラウドコンピューティングは読んで字の如し「雲のコンピューティング」で雲の中はなにがあるのか見えませんよね。要するに「雲の中がどのようになっているか分からないけど、デバイスをつなげればあらゆることができるようになる」ということです。この「雲」はインターネットであり、今まではなにかしようとした場合、PCやデバイス上のOSやソフトウェアが必要でしたがこれからはインターネットそのものがOSであり、ソフトウェアであり、また開発者側からみたら「開発環境」なのだということです。
具体的にはSalesforceなどのSaasアプリケーションやAmazonが提供する「Amazon EC2」などのような仮想開発環境がどんどん進んでいくと思われます。
Enterprise2.0というキーワードはこのブログのなかで私も紹介しましたがWeb2.0のテクノロジーは企業システムにおいても浸透しましたがこれからは「データ」というものより効率的に使っていくことが重要だという意味として使われています。どちらかというと企業システムは「データを登録する」「データを参照する」「データを分析する」といったものが一般的ですが、「データを関連付ける」とか「データに価値を付加する」とかいったWeb2.0でいうところの「集合知」を実現できてないように思います。企業システムの通常の目的は「業務効率の向上」や「経営判断の迅速化」などですがこれからは企業システムの利用が新たな価値を生み出すような仕組みにならなくてはならないのだと思います。
さて、Curlの紹介ですが研究生向けということで硬い内容ではなくCurlのテクノロジが分かる面白い紹介をさせていただきました。企業システムでリッチクライアントを使用する場合とHPやコンシューマ向けアプリケーションでは要件や条件が違うことをまず説明してCurlのデモをさせていただきました。
Img_0827 Img_0822
Curlの表現力を紹介するために2Dや3Dのデモを中心にさせていただきました。最近のCurlの事例のほとんどはどちらかというとクライアントサーバーシステムに良く似たUIが多いですがCurlはもともと2D、3D、アニメーションまで含めて実装することができます。
研究生たちにCurlの3Dアプリケーションが2000年ごろから実現できていることを説明するとと非常に驚いておりました。
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Img_0913 エンタープライズにおけるリッチクライアントを検討していく場合WebサービスやSOAなどの業界標準などやセキュリティにスポットがあたることが多いですが、それと同時に新しい表現力を追求していくことも当たり前ですが重要です。私はこれから3D表現がエンタープライズにおいても重要になることを確信しております。
Curlはこの分野においても先駆者として邁進していきますよ。
では!

投稿時刻 13:22 | 個別ページ

2008年2月25日 (月)

ITアーキテクト特別セミナー「エンタープライズ・リッチクライアント」で講演いたします!

RIAエバンジェリスト 三野 凡希

みなさん。イベントの告知です!
来る2008年3月18日(火)に行われるITアーキテクト特別セミナー「エンタープライズ・リッチクライアント」でまたまた講演させていただきます。
今回のお題は「340社以上の導入実績が語る!エンタープライズシステムが求める真の操作性とは?」です。
今回は実際のCurlのアプリケーションをお見せしながら企業システム内でのリッチクライアントの操作性の在り方をご説明させていただきたいと思います。
先日のデブサミのパネルディスカッションでもお話させていただきましたが企業システムに求められるユーザーインタフェースはやはり「生産性」です。CurlによってWeb1.0的なWebアプリケーションのインタフェースがどのように変わったのか?またクライアントサーバーアーキテクチャやデスクトップアプリケーションの操作性は実現できるのか?などの問いにお答えしたいと思います。
多くの皆様のご来場をお待ちしております!smile

投稿時刻 11:10 | 個別ページ

2008年2月 8日 (金)

Chapter6:Enterprise2.0-「Enterprise2.0コンセプトワード」

RIAエバンジェリスト 三野 凡希

今回も含め6回にわたってお伝えしてきました「Enterprise2.0」ですが、今回で最終回となります。賛否両論あると思いますし私自身も考えが変わることがあると思いますが、これからも企業システムの進化を考えていきたいと思っております。
さて、最後の「Enterprise2.0」のキーとなる要素について1つづつ説明していきたいと思います。

ComplexUI・Perfomance
エンタープライズITシステムを進化させるためには現在と同等かそれ以上の「操作性および性能」が必要になります。この操作性や性能というのはWeb2.0でいうところの「ユーザー体験」だけではなくエンタープライズシステムに必要な「生産性」が実現できることです。

SOA・Mash up
すでにこちらは実施されている企業様も多いと思いますが企業内だけでなくグループ間および企業間取引においてインタフェースをサービス化し統一することが重要になります。またそれにより現行のエンタープライズIT分野のマイグレーションも行うことにより業務の統廃合といったビジネス変化への対応も迅速にできるようになります。

Security
企業でもっとも注目度が高いので特に説明は不要だと思いますが高度なセキュリティ機能が必要にもなります。これは現在のエンタープライズITやファンクションITの操作性や利便性を損なうことなく高度なセキュリティ機能を実装することがポイントです。

Large Data
エンタープライズITでは大量のデータを効率的に処理する必要があります。エンタープライズITをサービス化し、企業内および企業間取引においても連携(エンタープライズマッシュアップなどともいいますが)するためにはそれぞれのサービスを連携させるクライアント側においても何万件といったボリュームのレコードを持ったデータを処理できることが必要になります。

Reliability
Webという強力なインフラのおかげでどこでも使えることがWebシステムおよびWeb2.0の世界ですが、一つネックなのがネットワークなどの信頼性の問題です。
コンシューマはそれほどクリティカルな作業をWebで行っているわけではありませんのであまり問題にならないかもしれませんが、ビジネスにおいてはネットワークの障害によってシステムが使えなくなるのは機会ロスや生産性の低下につながります。Enterprise2.0では常時デスクトップアプリケーションと同じように使えなくてはなりません

これらの要素を取り入れWeb2.0テクノロジと組み合わせることによって企業システムはさらなる進化を遂げていくでしょうし、また我々Curlも進化していきたいと思っています。
これらの要素にCurlがどれほど適しているか、対応しているかについてはまた個別にお伝えしていきたいと思います。

投稿時刻 11:12 | 個別ページ

2008年2月 4日 (月)

Chapter5:Enterprise2.0-「Enterprise2.0へのアーキテクチャの進化」

RIAエバンジェリスト 三野 凡希

今回はChapter3でご紹介した3つのITカテゴリを横にとり、縦に企業システムアーキテクチャの進化をとってEnterprise2.0の要件をまとめていきたいと思います。
8 ファンクションITは「デスクトップアプリケーション」と呼ばれるいわゆる「インストール形」のアプリケーションが今でもほとんどです。ネットワークITは一部デスクトップアプリケーションやC/Sなどもありますが、現在ではほとんどがブラウザベースWebアプリに移行してきております。さて、肝心のエンタープライズITはいまだに多くの企業がメインフレームなどのレガシーシステムやC/Sの方式で実装されております。
青線が示すようにブラウザベースWebが出てきたことによって一部のエンタープライズシステムがWebシステムになり、配布コストや管理コストが軽減できてきましたが、生産管理や品質管理など多くのシステムがいまだ進化を遂げていないのが現状です。
それから2002年頃からWeb2.0テクノロジが誕生しファンクションITの一部をWebで実現できるようになりました。たとえばGooglesスプレッドやワープロなどもそれにあたると思います。しかしエンタープライズITのエリアはSOAやSaasの適用はあるけれども、いまだ多くのシステムは進化を遂げることはできてないと思われます。
それにはWeb2.0の技術・考え方をプラスし、企業システムの要件を加えたアーキテクチャでなければなりません。
キーワードとしては「セキュリティ」やマスターデータ統合を踏まえた「大量データハンドリング」、またレガシーシステムやC/S、あるいはデスクトップアプリケーションで実現されている操作性やパフォーマンスを実現する機能です。
既にWikiやBlogなどの重要性は認識できたと思いますので、次回ではそれ以外の重要要素をまとめたいと思います。

Hiroki Mino

投稿時刻 18:27 | 個別ページ

2008年2月 1日 (金)

Chapter4:Enterprise2.0-「Web2.0と企業ITシステムの関係」

RIAエバンジェリスト 三野 凡希

今回は前回にカテゴリ分けした3つの企業システムのカテゴリにWeb2.0を適用してみます。5
この3つのカテゴリにWeb2.0あるいはSlatesの考え方が適用できる技術の多くはネットワークITが多く、ファンクションITで一部適用されているといえます。

ネットワークITではBlogやWiki、SNSなどが活用され、ファンクションITではWebAPIなどが使用されてくるようにもなってきました。
ただしEnterpriseITでの利用はいわゆる「サービス型」が適用されており、社内のシステムのサービス化、あるいは社外が提供するサービスの利用いわゆるマッシュアップ、また最近ではSaasという言葉もよく耳にしますがSaasアプリケーションの利用といったものだけのような気がします。
企業が抱えるITシステムへWeb2.0技術を活用するにはやはりエンタープライズITへの適用を考えなければならないことがここで明確なはずです。
ちょっと今回は少しないかもしれませんがここまでとします。
次回はいよいよCurlが考えるEnterprise2.0についてお話していきます。

投稿時刻 17:56 | 個別ページ

2008年1月30日 (水)

Chapter3:Enterprise2.0-「企業システムのカテゴリ」

RIAエバンジェリスト 三野 凡希

今回は企業が使用するITシステムをカテゴリ分けをしてみたいと思います。
カテゴリ分けをする場合にSLATESを唱えたMcAfee氏のITカテゴリを使用してみます。(別にMcAfee氏の信者というわけではないですが…(笑))
詳しくは「ハーバードビジネスレビュー2007年8月号」に詳しく書いてありますので是非見てみてください。

企業システムは「ファンクションIT」、「ネットワークIT」、「エンタープライズIT」という3つのカテゴリに分けることができます。

ファンクションIT

個々の作業をより効果的に遂行するためのものであり、たとえばワープロ、スプレッドシートがそれに当たります。使用するのは個々の社員でありたとえば設計エンジニア、デザイナーにおいてはCAD、デザインツールなども含まれるでしょう。ファンクションITは特に企業全体で統一である必要がなく、お互いに補完要素もありません。

ネットワークIT

社員間が双方向のコミュニケーションを可能にするためのものであり、
たとえばe-mail、メッセンジャー、またWeb2.0ではではBlogやSNSなども含まれるでしょう。

エンタープライズIT

「基幹系」と呼ばれるITシステムで社員グループ間や取引先間における情報の授受のやり取りを見直すための法人向けアプリケーションです。たとえばCRMやSCMのように業務プロセス全体を定義するアプリケーションや企業間のコミュニケーションを自動化させるEDIなどはこのカテゴリーに分類されます。このエンタープライズITはファンクションITやネットワークITとは異なりトップダウン志向で成り立つシステムであり、組織全体にその使用を課するものです。

このように企業システムの分類がはっきりすると、どの分類にWeb2.0が適用され、どの分類がWeb2.0ではカバーできないかが見えてこないでしょうか?
次回はこれらのカテゴリとWeb2.0テクノロジの関係をお話します。

投稿時刻 14:13 | 個別ページ

2008年1月21日 (月)

Chapter2:Enterprise2.0-「Enterprise2.0の定義」

RIAエバンジェリスト 三野 凡希

前回はWeb2.0のおさらいでしたが今回は「Enterprise2.0」という言葉についてお話します。まあ、この言葉もバズワードですけどね。
実は皆さんもご存知かもしれませんが「Enterprise2.0」という概念を提唱した方がいらっしゃいます。ハーバードビジネススクールのAndrew McAfee教授です。
McAfee氏は金融サービスの分野においてWeb2.0の主にブログ、SNSなどのいわゆるソーシャル・ソフトウェアを企業内で活用する場合にもたらす組織的なインパクトを説明しています。
Web2.0はどちらかというと企業外のシステムおもにフォーカスしているのに対し、McAfee氏は企業内でのWeb2.0の活用を説明しております。
彼はその変化の中で重要な6つのキーワードを示しており、頭文字をとって「SLATES」と呼ばれています。

S(Search):
検索エンジンで必要なコンテンツを検索することです。しかしながら、ユーザーにとって真に重要な情報を適切に提示できる検索エンジンの構築するためには。まだ多くの解決すべき課題があるともいっておられます。

L(Link):
ユーザーが重要なコンテンツに対してリンクを貼れるようにすることである。インターネットの世界では一般的だが、企業内においてはあまり一般的ではないと思います。

A(Authoring):
ユーザー自身が自由にコンテンツを作成し、公開できるようにすることです。具体的には、ブログやSNSが使用されることになるだろう。多くのユーザーから共用されるコンテンツについてはWikiの活用が有効なケースもあるだろう。

T(Tag):
ユーザー自身が、コンテンツに対して分類情報を付加することです。たとえば、“役に立つ”“必読”などのタグを付加することが考えられます。多くのユーザーがタグ付けを行なうことで自然発生的にコンテンツの分類が行なわれることになります。いわゆる、“フォークソノミー”(folksonomy)という考え方です。従来型の管理部門が行うトップダウンの分類(taxonomy)ではなく、人々(folk)によるボトムアップ型の分類を行っていこうという考え方であります。

E(Extension):
こちらは拡張を意味しますが、ユーザーが分類したタグ情報をシステムがパターン化/カテゴリー化し、コンテンツに新たな価値を付け加えることである。たとえばAmazonのリコメンデーション・エンジン(「この商品を買った方は以下の商品も買っています」)と同様に、ユーザーの情報検索やタグ付けのパターンに応じて、そのユーザーにとって重要性が高いと思われる情報をシステムが自動的に判別し、推奨を行なってくれるわけです。

S(Signal):
ユーザーがコンテンツをその都度参照・確認するのではなく、重要な情報が更新された時にシステムが自動的に通知してくれることである。具体的にはRSSにより実現されることが多いと思います。

このSLATESが示しているように最近企業内ではブログやWIKI、メッセンジャーといったものを導入して社員間のコミュニケーションをフラットにし、効果を挙げる企業も増えてきています。
WEB2.0のテクノロジはこのように企業内(Enterprise)においても高い効果を挙げることができることをMcAfee氏は強調しておりますし、私もそれに同感です。
しかしながら企業のみなさんが携わっているITシステムはWeb2.0やSLATESのなかでご紹介してきたマーケティングおよびコミュニケーションのためのシステムだけでしょうか? もちろんそれだけではなく、いわゆる「基幹系」と呼ばれているITシステムにも携わっているかと思います。それらのITシステムは果たしてWeb2.0やSlatesのポイントだけで解決できるものでしょうか?
次回は企業が使用するITシステムとWeb2.0との関係を明確にし、これからの企業のITシステムに必要な要素を明確にしていきたいと思います。

投稿時刻 18:24 | 個別ページ

2008年1月14日 (月)

Chapter1:Enterprise2.0-「Web2.0のおさらい」

RIAエバンジェリスト 三野 凡希

みなさん。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
今回は以前からお話しておりましたX-over Development ConferenceやWeb2.0 Expo Tokyoでの私の講演を元に、まずは「Enterprise2.0」をテーマにお話ししたいと思います。
その前にまずWeb2.0についておさらいしたいと思います。ご存知のようにTim O'Reilly氏が2004年により提唱されたコンセプトですが、2005年半ばからニュースサイト、ブログ、雑誌でも数多く取り上げられるようになり、認知度は非常に高くなりました。
Web2.0では、Webという生態系を議論の対象としWebの全体像を整理したもので、Web利用者にとって有益な情報であるといえるでしょう。
最近ではNTT DoCoMoさんが「DoCoMo2.0」と使ったりということもあり、そういったこともWeb2.0が普及したといえる要因となると思います。
4 たとえば「ロングテール」といったキーワードはAmazonさんなどの事例にもあるように、これまでのビジネスのあり方を変えるもので、これまでの売れ筋、死に筋の考え方ではなく、ニッチで需要の少ないものまでをビジネスターゲットを広げることで小さな売り上げを積み上げて大きな売り上げにするといったものです。この「ロングテール」のビジネスは「ユーザー参加型」や「集合知の利用」といったキーワードと相互作用することで実現することができます。
また、「サービス型」というキーワードもありますが、これはアプリケーションのパッケージ型からサービス型への変化、たとえばGoogleさんのGoogleMapsというWebAPIやAmazonさんのWebサービスなどがそれにあたります。また「マッシュアップ」はそれらサービス、WebAPIを組み合わせることで新たに付加価値を提供することと短期間・低コストでWebサイトを構築することを可能にしました。
またブログ、SNS、Wikiに代表される事例からは情報発信者の多様化が上げれらます。従来は企業からユーザーといった一方向の情報発信のみでしたが現在ではユーザの口コミ情報などと企業が発信する情報が相互に連携し企業間およびユーザー間の相互連携が加速されました。まさにこれが「集合知の利用」「ユーザー参加型」である。
これらWeb2.0の実現手段や事例からわかるように、いかにコンシューマと企業とのコミュニケーションの垣根をとり、いかに「情報」を収集・提供・操作していき、ユーザーの動向を抽出して対顧客(コンシューマ)に対してマーケティング、販売活動につなげることかということがポイントとなっています。次回はこのWeb2.0と企業システムとの関わりについてお話していきます。

投稿時刻 13:30 | 個別ページ

2007年11月19日 (月)

「Web2.0 Expo Tokyo」レビュー

RIAエバンジェリスト 三野 凡希

「Web2.0 Expo Tokyo」に行ってきました!
初日のみの参加でしたがさすがに混んでました。
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Curlのブースにはお馴染み明治製菓様の「カール」をおかせていただきました(いつもありがとうございます)。
参加者の多くは企業の方というよりベンチャービジネスを立ち上げている、もしくは新規ビジネスを立ち上げようとしている企業家の方が多いように見えました。出展企業様もBtoCを意識した事例が多かったと思います。色々講演を聴きたかったのですが、ほとんど聞けませんでしたcrying。残念です。
LanchPadでは「KaKiKoTV」を運営しているevidyの中川氏の講演を聴くことができました。KaKiKoTVはWeb上にある動画に対して、様々な書き込みができる動画編集サービスです。最近はWebマーケティングにしても文字や画像よりも有力な広告手段として動画が多いですね。ますますこの分野は進んでいくと思います。BtoCの分野ではまだまだ浸透していないCurlのブースも多くの方に来ていただきCurlの優位性について知っていただけました。ありがとうございました。
私の講演内容については次回にお話いたします。

投稿時刻 16:31 | 個別ページ

2007年10月24日 (水)

「Web2.0 Expo Tokyo」で講演・出展いたします!

RIAエバンジェリスト 三野 凡希

みなさん。イベントの告知です!
「Web2.0 Expo Tokyo」にCurlも出展いたします。また講演もさせていただきます。
今回のお題は「RIAはエンタープライズITへ何をもたらすのか?」です。RIAは欧米ではリッチクライアントと同様の意味で使われている言葉で「Rich Internet Application」の略です。どちらでも良かったのですがWeb2.0に合わせてみました。大きな意味はありません。はい。
RIAやリッチクライアントはおそらく「リッチなユーザー体験」といわれるように「ユーザーインタフェースをリッチにするもの」という認識が多いと思いますが、それ以外にも重要な要素があると私は思っております。その辺をお話しようかなと思っていますpunch
是非、皆様お越しくださいませ!(高いけど)

投稿時刻 15:55 | 個別ページ

2007年10月22日 (月)

「Curlビジネスセミナー2007」レビュー

RIAエバンジェリスト 三野 凡希

去る2007年10月19日(金)に「Curlビジネスフォーラム2007~最新事例でわかるエンタープライズ2.0の本質」を開催させていただきました。事例を発表していただいきましたクオリテック福岡様、韓国QTI International呉様、住商情報システム 戸田様、住友商事 内藤様、インテル 江頭様、ならびにご参加いただきました300名もの皆様、心から御礼申し上げます。

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今回は事例発表がメインでしたので多くの方に実際のCurl導入のメリットを体感いただけたのではないかと思っております。
私はCurlの人間ですのでユーザー様のお名前や概要は知っていますが、今回は私も知らない実際のアプリケーションの画面、動作なども見ることができて改めてCurlのすごさを体感させられました。
韓国QTI International 呉様が発表された大手韓国電子機器メーカーの事例では実際のアプリケーションのデモを見ることができ、画面の美しさのみならず、大量データの読込み、表示のデモを見せていただき、会場からは驚きの声が上がっておりました。10万件のデータをサーバーから読み込み、表示までなんと(体感ですが)3秒ほどだったと思います。今回は20分ぐらいしか時間がなかったため細部について発表していただくことはできなかったので、呉様に「次回は是非、細部まで!」とお願いしておきました。ちなみに呉様はゴルフがとても上手いです。

住商情報システム 戸田様の発表ではNTTコミュニケーション様が運営する通話・回線明細を集計・分析する「Billing Station」をご紹介いただきました。こちらのアプリケーションはCurlのいいとこ取りといったもので、Webアプリケーションでありながら、デスクトップアプリケーションでしかできなかった機能のクロス集計分析ができるようになってます。集計する項目や軸などはドラッグ・ドロップで設定変更できるようになっています。こちらのデモは「Billing Station」から動かすことができますので是非使ってみてください。

ちょっと長くなってきたので、本日のご報告はここまでとします。では。

投稿時刻 10:54 | 個別ページ

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