@IT主催「リッチクライアント・カンファレンスⅣ」レビュー
2008年9月19日(金)に@IT主催の「リッチクライアント・カンファレンスⅣ」で講演をしてまいりました。
ここ数年、リッチクライアントと名の付くセミナーやカンファレンスが多くなってきました。
今回の内容は「そのWebアプリ、使いやすいですか」というテーマでしたので、ユーザーインタフェースのお話を中心にさせていただきました。
美しいデザインや面白いUIというものは作るほうもワクワクしますが、当たり前のことですが、「ユーザー」や「使う目的」を明確にしなければ「使いやすい」「使われる」ユーザーインタフェースは実現できません。如何にそれが「斬新」であってもです。
そこでまず、優れているといわれているiphoneやアプリケーションを紹介し、コンシューマーアプリケーションとエンタープライズアプリケーションの違いをお話しました。
ここで言えるのは「使ってもらうことが目的」で「誰もが使える」コンシューマアプリと「使うことが前提」で尚且つ「生産性」を重視するビジネスアプリケーションでは目的が大きく違うことです。ですからビジネスアプリケーションではパッと見ると複雑そうで使いにくそうなものでも「専門的業務知識をもった」ユーザーには高い生産性を発揮することができるのです。
またWebアプリケーションからリッチクライアントアプリケーションへの移行の場合は大きくユーザーインタフェースが向上(変わる)する場合がありますが、実は変化が大きすぎても「生産性」というのは落ちてしまいます(一時的な場合もありますが)。
ですからユーザーインタフェースを追及する場合はユーザーの経験則というものを無視してはなりません。たとえばブラウザの基本的な操作(戻るや進む)、あるいは慣れ親しんだExcelなどのような使い勝手を加味した上で更に良いユーザーインタフェースを作らなくてはならないと思います。
さて、堅い話はこの辺にしましてこれからの新しいユーザーインタフェースについてお話しました。
ずばり、3Dです。3Dを使用した代表的なアプリケーションに「セカンドライフ」がありますが、最近あまり話題を聞きませんね。法的な問題などが多いとも聞いております。さて、3DによるユーザーインタフェースはまだWebの中ではまだ多くは出てきてないですが、かならず近い将来一般的な表現法となると思います。
3Dを使用した事例として「Beryl」や「アパマンショップ」をご紹介させていただきましたがどちらも3Dを使用して、「面白い」や「斬新」だけでなくユーザーの「生産性」や「意思決定」に大きく貢献するすばらしいものです。
しかし、3Dを使用したアプリケーションや斬新なユーザーインタフェースというものはどのように作ったらいいのか、また、どのようにアイデアをだせばいいのか皆さん悩まれているはずです。
そこでご紹介させていただいたのが9月10日に公開させていただいた「Curl AppsGallery」です。
このサイトは色々なアプリケーションを見ることができますのでユーザーインタフェースのアイデアもたくさんありますし、皆さんが作ったCurlアプリケーションを公開することや、またソースコードもダウンロードできますのでユーザーの方から開発者の方まですべての方に有益な情報となっています。
講演ではその中のCurl 3D Galleryを紹介させていただきました。
既にプレスリリースでも取り上げられているためご存知の方も多いと思いますが、「Google SketchUp」と「Google Earth」と連動したアプリケーションです。
詳細な説明は株式会社ベーシック様と共同開発させていただいた弊社のコミュニティグループ スペシャリストの森からさせていただきました。
詳細は森自身が投稿している「DeveloperCenterの記事」をご覧ください。
これからAppsGalleryにさまざまなアプリケーションが投稿されるかと思いますが、このブログのなかで私のランキングをいつか発表したいなとも思います。
是非みなさん!AppsGalleryに足を(目を?)運んでいただいてAppsGalleryがみなさんがユーザーエクスペリエンスを追求する手助けになればと思っています。
では。


