Chapter6:Enterprise2.0-「Enterprise2.0コンセプトワード」
今回も含め6回にわたってお伝えしてきました「Enterprise2.0」ですが、今回で最終回となります。賛否両論あると思いますし私自身も考えが変わることがあると思いますが、これからも企業システムの進化を考えていきたいと思っております。
さて、最後の「Enterprise2.0」のキーとなる要素について1つづつ説明していきたいと思います。
ComplexUI・Perfomance
エンタープライズITシステムを進化させるためには現在と同等かそれ以上の「操作性および性能」が必要になります。この操作性や性能というのはWeb2.0でいうところの「ユーザー体験」だけではなくエンタープライズシステムに必要な「生産性」が実現できることです。
SOA・Mash up
すでにこちらは実施されている企業様も多いと思いますが企業内だけでなくグループ間および企業間取引においてインタフェースをサービス化し統一することが重要になります。またそれにより現行のエンタープライズIT分野のマイグレーションも行うことにより業務の統廃合といったビジネス変化への対応も迅速にできるようになります。
Security
企業でもっとも注目度が高いので特に説明は不要だと思いますが高度なセキュリティ機能が必要にもなります。これは現在のエンタープライズITやファンクションITの操作性や利便性を損なうことなく高度なセキュリティ機能を実装することがポイントです。
Large Data
エンタープライズITでは大量のデータを効率的に処理する必要があります。エンタープライズITをサービス化し、企業内および企業間取引においても連携(エンタープライズマッシュアップなどともいいますが)するためにはそれぞれのサービスを連携させるクライアント側においても何万件といったボリュームのレコードを持ったデータを処理できることが必要になります。
Reliability
Webという強力なインフラのおかげでどこでも使えることがWebシステムおよびWeb2.0の世界ですが、一つネックなのがネットワークなどの信頼性の問題です。
コンシューマはそれほどクリティカルな作業をWebで行っているわけではありませんのであまり問題にならないかもしれませんが、ビジネスにおいてはネットワークの障害によってシステムが使えなくなるのは機会ロスや生産性の低下につながります。Enterprise2.0では常時デスクトップアプリケーションと同じように使えなくてはなりません
これらの要素を取り入れWeb2.0テクノロジと組み合わせることによって企業システムはさらなる進化を遂げていくでしょうし、また我々Curlも進化していきたいと思っています。
これらの要素にCurlがどれほど適しているか、対応しているかについてはまた個別にお伝えしていきたいと思います。
