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2010年3月 1日 (月)

「Developers Summit 2010(デブサミ)」レビュー

マーケティング部 杉浦 睦子

はじめまして。カールでマーケティングを担当しております杉浦と申します。
どうぞよろしくお願いします。

カールでは、一人でも多くの方にCurlを知ってもらえたらという想いから、様々なイベント・セミナー活動を行っております。
今回は、先週2月18(木)、19日(金)に目黒雅叙園で開催された「Developers Summit 2010」にて「エンタープライズにおけるCloud&RIAアーキテクチャ」というテーマで、住商情報システムの島村さまに講演いただきました。

Img_1597

当日のセッションには、多くの方がご来場くださいまして、本当にありがとうございました。この場をお借りして御礼申し上げます。
講演を聞かれた方は、ご存知かと思いますが、実は今回の内容、提案時に失敗したことから得られたノウハウについて、ご紹介をさせて頂きました。

さて、その失敗例ですが、講演では3つほどご紹介いただきました。
その①「データ保存場所の問題による提案失敗」
その②「クラウドに起因する操作性悪化と対応」
その③「既存システムからCurl+クラウドへの移行」

以下、島村さまの講演内容の抜粋になります。

①は、代理申請業務の会社で、お客様より申請情報を預かり、申請書を作成して申請するという業務内容で、課題としては「Faxや手紙で頂いた申請情報を電子化しなければならないのが手間」、「情報の保管場所のコストが高い」、「欲しい情報を保管場所の倉庫内から探さなければならなず効率が悪い」などでした。
そこで、情報をPDFで蓄積し保管しようとすると、システム全体の構築費が予想を大幅に超えてしまうという悩みを抱えてらして、提案依頼を受けました。
そこで、「パブリッククラウド+Curl」でのご提案をさせて頂いたところ、非常によろこんで頂いたそうです。ただ残念なことに、データの保管場所が日本国内という制約があり提案が保留に...。同様な例で、米国ロサンゼルス市が、Google側にセキュリティに考慮してデータの保管場所についての要件を出したり、政府専用のクラウドをGoogleが構築するのではという話もあります。
このことから、パブリッククラウドの提供側も、データ保存に関する問題を認識しており対応も進んでいると考えられます。
しかしながら、パブリッククラウドのサービスとして提供されるのを待っている時間はありません。そこで、プライベートクラウドを用いた提案をしたところ、クラウド=安いというイメージが払拭しきれず運用コスト面で課題が残りました。
このことにより、パブリッククラウドとプライベートクラウドを役割分担させ併用運用することを業務アプリケーションでは、検討しなければならないと感じました。
続いて、②、③についてご紹介したいのですが、長くなってまいりましたので、続きは講演資料をご覧頂けたらと思います。こちらのサイトから、資料をダウンロード頂けますので是非ご覧ください。当日は時間の都合上、Curlについてのご説明ができませんでしたので資料の付録にCurlの簡単な紹介も載せております。こちらもあわせてご覧くださいませhappy01shine

投稿時刻 10:38 | 個別ページ

2009年6月29日 (月)

XVL 3次元ものづくり支援セミナー2009レビュー

RIAエバンジェリスト 三野 凡希

2009年5月29日(金)に東京、2009年6月12日(金)にラティス・テクノロジー様主催の「XVL3次元ものづくり支援セミナー2009」で「Curlによる製造業向けクライアントSOAの実現 ~既存データの活用からPLMへ~」というタイトルで講演させていただきました。
Img_1437

ここでXVLについて少し説明をしておきますと、XVL(extensible Viertual reality description Language)とはラティス・テクノロジー(株)が 開発した、CADやポリゴンなどの3次元データ形状をWeb上で表現するためのファイルフォーマットのことです。 従来の3次元の標準フォーマットであるVRMLやIGESで問題となっていたファイルサイズが大きくなりすぎる点をXVLは解決しています。 XVLでは精度を維持しながらの軽量化を実現し、CADデータのブラウザでの表示や3Dアニメーションなどのコンテンツ配信 を可能にしており、設計だけでなく、それ以外の作業指示書や取扱説明書などと幅広く使われており、多くの企業がものづくりの世界で使用しています。
Curlはご存知の通り、従来のWebアプリケーションシステムのようにWebサーバにアプリケーションを置くのでなく、Curlではソースコードを置く。このメリットは、マルチプラットフォームが実現できること、そしてデータサイズがコンパクトであることです。また、従来のWebアプリケーションではサーバ上で処理を行い、クライアントで表示のみを行うため、処理を行い、動的にHTMLファイルなどを生成するサーバと、それを転送するネットワークの負荷は、どちらも大きかったが、Curlではサーバから必要な情報のみを抽出し、クライアント側で処理を行って表示するため、サーバとネットワーク、両方の負荷が小さくてすみます。Curl_2

このCurlのメリットと軽量なXVLを組み合わせるとまさにCurlによる「リッチクライアントSOA」が実現できるようになります。
 たとえば、製造業における部品票システムで、システム間の統合を行う場合、ビューを使って統合すると管理工数の増大、データの不整合、パフォーマンス低下やリアルタイム性の欠如といった問題が発生します。しかしCurlで段階的にSOAを実現していくことで、異なる部署・異なるデータベースの既存データをCurlで情報共有し、さらにサーバやアプリケーションを統合することも可能です。またCurlによるリッチクライアントSOAは、高い操作性とパフォーマンス、異なるデータフォーマット情報の統合、多言語対応、オフライン対応などの特徴を備えています。
Soa
是非、製造業における業務統合の際にCurlおよびXVLの組み合わせを検討していただきたい。

では

投稿時刻 16:59 | 個別ページ | コメント (0)

2009年3月23日 (月)

「Developers Summit 2009」講演レビュー(2)

RIAエバンジェリスト 三野 凡希

みなさん、長らくお待たせしました。
Developers Summit 2009のレビューPart2をお伝えします。
前回はWebアプリケーションの問題点やそれに対するCurlのOCC機能の説明やローカルDBアクセスについてお話いたしましたが、今回はCurlのOCC機能を使用した事例であります佐川急便様のe飛伝Ⅱをお話いたします。

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佐川急便様は皆様ご承知の通り、宅配便でおなじみの会社様です。
しかも今回お話させていただくe飛伝Ⅱで出力された帳票はおそらくほとんどの方が一度は目にしているはずです!アプリケーションの機能の詳細はこちらをご覧ください。
講演当日は実際のアプリケーションのデモをケーブルをはずしてオフラインで実行してみたり、また
e飛伝Ⅱから出力される帳票を実際に皆様にお配りいたしました 。
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  • 佐川急便様はお客様の満足度を更に高めるためにオフラインつまり障害時にもとまらないシステムを目指して開発されたわけですが、どのような課題があり、どのような解決をしてきたのかを以下の3つのポイントでお話させていただきました。

  • ローカルDBとサーバーDBの同期の方法やタイミング
  • 明細情報(問合せ番号)のコードの採番方法
  • 帳票のレイアウト作成と印刷の処理

e飛伝Ⅱではローカルやサーバーにこのような様々なテーブルがありますが、同期の取り方は基本は「ログイン時」にとっています。また、適宜ポーリング方式をとった同期と組み合わせております。 また、あるテーブルについてはユーザーが任意で同期を行うものもあります。

 また、データベースに関して面白い方式をとっておりまして、同じユーザーで複数ログインができるよ
うになっていることから端末間の同期をとる仕組みも持っております。 簡単にいいますとローカルのテーブルにはダウンロード日時があり、サーバーにはアップロード日付を持っており、その比較で更新する仕組みを持っています。 また、ユーザーIDと端末IDも管理していることもポイントといえるでしょう。 

その他としてはDBにはローカルでしか管理されないテーブルもあります。 
たとえばプリンタの設定情報やローカルPCにある外部ファイルのCSVとの紐付けなど、各端末個別の情報などで業務に関わらないものはローカルのみで管理されております。 
この点も運用負荷を軽くすることや、サーバーの負荷の軽減やユーザーへのクイックなレスポンスを実現するのに不可欠な工夫だと思います。 

次に明細情報のコードの採番方法ですが、通常、トランザクションコードはサーバー側で動的に生成され、採番されることが一般的ですが、e飛伝Ⅱは送り状に問合せ番号を採番する仕組みを「空き番号」制のようなものをとっており、クライアントDBに事前に空き番号を振り、空き番号がある場合はクライアントの送り状を管理するテーブルにデータと問合せ番号とともに登録する仕組みとなっています。この間、サーバー接続はありません。 

最後にサーバーへ問合せ番号およびデータを登録へ行きますが、オフラインの状態であっても業務は簡潔するようになっています。 つまり、この「空き番号」制が非常に工夫されたものとなっているからです。 

また帳票レイアウトの作成と印刷は一般的には帳票サーバーでレイアウトの処理を行い、印刷することがほとんどですが、Curlならカールだけで帳票の作成から印刷まで含めてクライアントで実行することができます。ですからオフラインの状態であっても帳票作成から印刷までをも可能することができるのです。このことはサーバー負荷の軽減にもつながってきます。

あまり細かい部分はお話することができないのですが、是非みなさんもオフライン機能を使用して「とまらない業務」を実現してください。

では

投稿時刻 19:20 | 個別ページ | コメント (0)

2009年2月25日 (水)

「Developers Summit 2009」講演レビュー(1)

RIAエバンジェリスト 三野 凡希

2009年2月13日(金)にDevelopers Summit 2009で「もう業務はとまらない!オフライン機能を使った業務アプリケーションの実例と最新Curl情報」というタイトルで講演させていただきました。
Img_1280
今回はCurlで構築されております佐川急便様のe飛伝Ⅱを元にCurlのオフライン機能やアーキテクチャ、ローカルデータベースへのアクセス方法などを中心にお話させていただきました。
Web1_2
CurlはWebアプリケーションを構築するための技術の一つですが、Webアプリケーションはネットワーク運用面でのメリットやどこからでも使えることなど多くのメリットがある一方でネットワークやサーバーにつながっていなければ使えないということを皆さんご承知でしょうか?あたりまえといわれそうですが(笑)
だからこそ上記のような避けられない問題が発生してしまいます。
このような問題に対し、出張先ではExcelで入力し、帰社したら再度転記することや、障害時にはファックスなどによる運用のみにするなどで対応しているケースや、そもそもWebシステムにしないなど様々あるかと思います。
このような中、昨今ではGearsやfirefoxなどオフラインでも使用できるWebアプリケーションのプラットフォームが多くのベンダーやオープンソースで出てきております。
Curlは2003年に通称OCC機能と呼んでいるオフライン機能を提供してから早5年が経ちました。
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Curlのオフライン機能は他ベンダーから提供されているインストール型のデスクトップアプリではなく、オンライン/オフラインが同じアプリケーションで実現できる機能を提供しております。
管理の面でもそのために二重管理になりません。
簡単に機能を説明しますとWebサーバーにあるCurlコンテンツのコピーをPCのサンドボックス内にコピーをおき、オフラインの場合はそれを起動する仕組みです。もちろん起動にもアプリケーションの更新にもユーザーも開発者にもお手間を取らせません!
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Curlコンテンツのコピーを利用する説明しましたが、通常のCurlアプリケーションの場合とOCC機能組み込んだCurlアプリケーションの場合の起動は上記のように最初にWebサーバーに問合せに行くかCurl RTEにオンラインかオフラインかの判定をするぐらいの違いで、OCCアプリケーションは必ずクライアントから起動するわけではなくオンラインのときはWebサーバーから起動するので通常のCurlアプリケーションと同じなのです!
この点が他のインストール型のRIAデスクトップアプリと違う点です。
OCC機能ではコンテンツをローカルにコピーし、オンライン/オフラインによって起動されるアプリケーションを切り換えるものですが、実際のアプリケーションではアーキテクチャとして通常のRIAの場合とオフライン機能を使ったRIAの場合では違いがあります。
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上の図の真ん中と右の図を見てもらえばお分かりのように大きな違いは「データ」に関する取り扱いの部分です。
通常RIAアプリケーションでも、またWebアプリケーションでもデータはサーバーで一括管理されております。
ただし、オフラインの場合はその「データ」にアクセスができないわけですからローカルになにかしらのDBやデータを保持しておかなくてはなりません。
その場合、つねに普遍的なデータであれば問題なく運用できますが、常に追加される明細データのようなものや、マスターデータはどのように運用したらよいのでしょうか?そこで必要となるのが「データの同期」です。
CurlのオフラインアーキテクチャではDB同期にリアルタイム方式やポーリング方式、またイベントによる同期と様々なアーキテクチャを選択できるようになっています。
また、ローカルにデータベースを配置することでクライアント側のビジネスロジックも容易に構築できるようになっており、SQLiteやのMS-AccessなどのようなADO接続が可能なDBにアクセスすることができるようになっています。
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これはSQLiteへのアクセスロジックですが、このように接続およぼSQLを簡単に発行することができるようになっており、SQLを発行することはもちろん、上のようにSQLiteのテーブルをそのままオブジェクトの状態で管理することができるので簡単にUIにアタッチすることが数行でできるようになっています。
ちょっと長くなってきましたので、今回はここまで。
次回はいよいよ佐川急便さんのe飛伝Ⅱでどのようにこのオフライン機能をつかったか(だせるとこだけですが!)をお伝えします!
では!

投稿時刻 17:46 | 個別ページ

2009年1月27日 (火)

「Developers Summit 2009」で今年ももちろん講演いたします!

RIAエバンジェリスト 三野 凡希

みなさん。毎年のことながらDevelopers Summit(通称デブサミ)の時期がやってまいりました。
来る2009年2月13日(金)に行われる「つなぐ、つながる、そして未来へ Develers Summit2009」でまたまた講演させていただきます。
今回のお題は「もう業務はとまらない!オフライン機能を使った業務アプリケーションの実例と最新Curl情報」です。
Curlが2004年3月15日にCurlRTE V3をリリースし、オフライン機能を提供してから早5年が経とうとしています。最近ではGoogleGearsなどのようにWebアプリケーションをオフラインで動作させるニーズが高くなっているといえるのではないでしょうか?
しかし「アプリケーションの更新タイミング」や「データの同期」など標準化されていない設計に関わる部分でのハードルも多くありますし、コンシューマ向けアプリケーションではHTMLページそのものがオフラインで見えればよい場合が多いですが、ビジネスアプリケーションではそうはいかないかと思います。
今回の講演ではいち早くオフライン機能に着目された佐川急便様の「e-飛伝Ⅱ」をご紹介しオフライン機能による実現業務や工夫、苦労話など具体的な開発事例をいち早くお伝えするとともにCurlの最新トピックも含めてお話致します。

多くの皆様のご来場をお待ちしております!smile

投稿時刻 14:06 | 個別ページ

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